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韮山反射炉


約140年前、洋式の大砲がここで生まれる
オランダの『大砲鋳造法』の原図を忠実に模した大砲
約1500mの距離まで飛んだといわれている
江川太郎左衛門英龍(坦庵)公銅像
鋳型に流し込まれた砲身をくりぬく工法であったので水車で回転させ一日で30cmほどくりぬきました。

入場料
区分 金額 団体割引
大 人 100円 20人以上1割引
子 供 50円 20人以上1割引

幕末期伊豆の代官江川太郎左衛門英龍(坦庵)は、国防の重要性を幕府に建議し許可を得て反射炉を築造しました。反射炉とは、銑鉄を溶かし大砲を鋳造する炉です。
 2つの炉を伊豆石で囲み一体としたものが南炉・北炉と2基に別れています。内部は炎と熱を炉の天井で反射させ熱を1ヶ所に集中させて鉄を溶解させる造りだったことからこの名がついた。煉瓦を高く積み上げたものは煙突で、その数は125段から成っています。高さは、煙突と炉を含め約16mあります。韮山反射炉築造の時期は寛永6年6月3日(1853)にペリー艦隊4隻が江戸港沖に姿を現し「泰平のねむりをさます正喜撰(蒸気船)たった4はいで夜もねられず」と、当時の落首にもみえるよう、幕府は勿論のこと日本中をゆさぶった非常のころでありました。ぺりーが来航し江戸の防備が急がれた時西洋砲術指南役であった江川太郎左衛門英龍の進言を入れ江戸湾に砲台を設置する台場を構築した。
 工事は、安政元年6月7日、鳴滝の現在地に杭打を始め同年10月南炉はほぼ竣工しましたが、安政2年1月16日英龍他界のため、三男英敏は父の遺業を継ぎ同年2月11日南炉に火入れを行うに至りました。続いて北炉を築造し安政4年11月その全部が完成しました。以来元治元年まで大小の大砲が鋳造されました。
 反射炉の築造は諸大名(島津・毛利・水戸・鍋島)も、手がけましたが、今日ほぼ完全な形で残されているものは世界で一つここだけです。




江川邸

重要文化財江川家住宅
特徴のある母屋は高さ12m余りの美しいカーブの大屋根を支える豪壮な架構で有名であり、
土間からその構造を見ることが出来る。邸内の中央に建つ屋敷は鎌倉時代に建造されたもの。
1261年に数日間日蓮聖人をこの屋敷にお迎えし、供養をつくした.この時家屋の修築を行って
おり、聖人から『この旧家がなお繁栄するように』と自筆の棟札を贈られた。そのご利益によって
この家は700年以上にわたって無事に保たれてきたと伝えられる。1958年国の重要文化財
指定され、その際にそれまで茅葺きだった大屋根は現在の銅版葺きに変更された。1993年に
付属する書院、仏間、蔵、門、、塀、神社、及び敷地が重要文化財に追加指定され、2001年4
月より、屋敷内と蔵も見学可能になった。


江川邸から200mの場所に山木判官
平兼隆
の屋敷跡があります。下の写真
江川家の沿革
江川家は清和源氏の流れをくみ、源満仲の次男宇野頼親を家祖とし、宇野姓を名乗っていた。6代
親冶が保元の乱(1156年)に崇徳上皇側について参戦して敗れ、その孫親信が従者13人と共に
落ち延びて伊豆のこの地に定住した。この13人すべての子孫が、現在でも江川家周辺の金谷地区
に居住している.親信の子冶信は、この地に流罪になっていた源頼朝の平家に対する挙兵山木判官
平兼隆邸討ち入り(1180年)に応じて参戦している。その後鎌倉時代、室町時代と伊豆の豪族として
の地位を固め、15世紀の中頃に、当時この地を流れていた狩野川の支流の名にちなんで、姓を江川と
改めた。28代英長は徳川家康に仕え、徳川幕府が成立し伊豆が幕府の直轄地になるに及んで、代官
としてこの地を統治することとなった。以後明治維新に至るまで、江戸時代の全期を通じて代々徳川幕
府の代官を世襲して勤めた。
江川太郎左衛門英龍(坦庵)の業績
36代英龍(1801〜1855)が代官として活躍した幕末の時代は、欧米の列強がアジアの各地を
次々と植民地化した時代であった。彼は蘭学を修め、渡辺崋山や高野長英等と交わり外国の社会
事情や国際情勢を知り、日本の置かれた立場を深く憂慮した。
幕府に対する沿岸警備の建議
『幕末の黒舟の侵略から日本を守るため大砲をそなえつけた所を砲台からとってお台場と呼ばれて
います。幕府は江戸の防備のため坦庵公の設計監督に従い、品川沖に島を作り台場とすることにし、
内海台場とした。品川台場は11作る予定であったが、6島完成し今第3台場と第6台場が残されてい
る。
現在お台場公園として親しまれているのは、第3台場である。
農兵による近代的な兵制の建議と訓練 
西洋の砲術の研究と訓練
測量技術の研究と実施   
韮山の反射炉
銃砲鋳造のための溶鉱炉
パン(兵糧としての)最初の製造






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